藤島住宅では、藤島グループである藤島建設と共に、
岩手県葛巻町に7haの森林を所有しています。
「ふじしまの森」と名付け、我々社員も植樹活動を行っています。
葛巻町は、岩手県北部に位置し、東の海側と西側の秋田県側からのちょうど中心となります。
周辺は標高1000m級の山々に囲まれた酪農と林業の町です。
10年以上前から太陽光、風力、バイオマスなどのクリーンエネルギーの導入を推進し、町で消費する電力の2倍の電力を自分たちでつくっています。
環境先進町として他の多くの自治体からも視察に来るなど
注目を集めている町です。
平成18年に、葛巻町では地域活性化活動の一つとして、
「企業の森」活動を始めました。
荒れた山林を企業が購入し地元林業組合に管理を委託することで、山林の保護、産業(林業)の安定と発展、雇用の創出など地域との密着を強めるとともに、
弊社としても木材を森の段階から見ることが出来るのです。
藤島グループでは、「ふじしまの森」を購入する以前から葛巻町のカラマツ材集成材を使用しており、このカラマツ材の品質の高さを承知していため、「企業の森」事業に早期から進んで参加しました。
そして、お客様の藤島の住まいの品質への安心をお届けすることができました。
また、森があるだけでは木材は生まれません。
葛巻町のある製材工場は第3セクターでの運営
ですが、ここにも藤島グループとして出資し事業の展開に協力させていただきました。
このようにして、藤島住宅の家造りで使用している
カラマツ材が生まれ、質の高い家造りの一役を担っています。