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開拓者たち
2017-02-21
むかしむかし、都心から20km程離れたその地域で、
人々は洪水や津波が起きても安全な高台に住居をかまえておりました。
農家が多いその地域で人々は、
高台で畑を耕し、
平野部で田んぼを作り、稲作に精を出したといいます。
時は流れ、現代に近づくと、都心には人があふれ返り、
その地域にも人がたくさん移り住んでくるようになりました。
その人口増加を見て、地域の役人さんは、
住みやすい街づくりを行う計画を立てました。ところがそれは実現がとても難しかったのです。
はじめのうちは、古くから人々が住んでいる高台エリアを開発しようとしていました。
地域の大改造のためには、その土地の所有者たちから少しづつ、公共施設の整備のための土地を提供していただかなければなりません。
すでにたくさんの人達が住居をかまえるこの高台エリアでは、
人々の意見をまとめることが難しかったのです。
そこで役人さんは、当時、まだ人があまり住んでいない平野部の田んぼエリアに目を付けました。
「ここなら、建物もほとんど無く、広大な土地があり、一からの開発がし易い。」
役人さんは一気に開発を進めました。
みるみるうちに公共整備が進み、住みやすい街づくりが実現しました。
噂を聞いた外部の人々が次々と移り住み、目覚ましい発展を遂げました・・。そう、本来ならば需要が高いはずの高台エリアは、
開発・発展から取り残されてしまったのです。
しかし現在、
鉄道が2路線開通し、あらゆるフランチャイズ企業の店舗が立ち並び、
ますます人口が増え続けるこの地域。
昨今の大地震や水害の惨状を目の当たりにした人々の需要が
ついに高台エリア開発への切望となって実現しはじめました。
今はまだ発展途上のこのエリア、不便さはまだ目につきます。
しかし、発展が成熟した平野部に比べて安価で高台の土地が手に入る。
「常に先の先を見越して時代を切り開くパイオニア達。」
そんな人々を待ちながら、今日もこの街は少しづつ発展し続けている。
※この話は全くのフィクションです。
でもこんなエピソードがぴったり当てはまる住宅地に興味がございましたら、
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テーマ名 物件情報
ページ作成日 2017-02-21