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「超長期固定金利」を選ぶ理由。
2016-07-22
こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。
先日、下の息子と映画「ポケモン」を見に行き、
途中寝てしまったものの、
最後に幻のポケモン”ボルケニオン”が仲間を救うため、
自ら犠牲となり死んでしまった時、思わずうるっと泣いてしまいました。。。
結局、ボルケニオンは無事助かったのですが・・・
その『男気』に惚れてしまった今日この頃・・・
そんな夏休み、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さて、住宅ローンについてちょっとお知らせです。
みなさんは、「変動金利派」か「固定金利派」、どちらですか?
何も決めていない方も多いかと思います。
今回は、「固定金利」について参考までに書いてみました。
ちょっと前までは、「固定金利派」の方で、全期間固定を希望される場合は、
ほとんどが『フラット35』を利用していました。
金利水準がどんどん下がり、当初10年間(または5年間)の金利優遇を受けると、
変動金利とほとんど変わらないほど下がっているので、確かに魅力ですね。
各金融機関が、住宅ローンとして提供している『超長期固定金利』という商品もあるのですが、
以前は、フラット35と比較すると明らかに金利が高くなってしまうので、
「何のために用意しているの・・・?」と思ってしまうくらいに選択肢としては無かったのです。
ところが、ニュースでもたまに取り上げられますが、
ネットバンクも含めて各行の競争が激しいので、
金利優遇が大きくなったり、新しい商品が出たりしています。
その結果、「超長期固定」の金利も下がってきました。
埼玉りそな銀行の場合、7月の『35年超長期固定金利』は1.3%です。
3,000万円のお借入の場合、月々返済額は88,945円
繰り上げ返済を考慮しない場合、総返済額は37,356,900円となります。
『フラット35S』で売買価格の10割融資の金利は、1.37%で、
弊社の新築分譲物件だと当初10年間は-0.3%の優遇で1.03%となります。
月々返済額は、当初10年間85,668円、11年目から88,781円
総返済額は、36,914,460円となります。
ここだけ比較すると、442,440円フラット35Sの方がお得となります。
『超長期固定金利』は、保証料として約62万円諸費用として必要となります。
(金利に組み込むことも出来ますが。。。)
『フラット35S』に保証料は必要ありません。
事務手数料は、『超長期固定金利』だと32,400円、
『フラット35S』は、378,000円。
『超長期固定金利』では、金利に「団体信用生命保険」も含まれていますが、
『フラット35S』は、別途毎年支払いが発生します。
お借入が3,000万円とすると35年間で、総額約205万円の支払となります。
これらをまとめると・・・
『35年超長期固定金利』
○総返済額:37,356,900円
○保証料:62万円
○事務手数料:32,400円
合計:38,009,300円
『フラット35S』
○総返済額:36,914,460円
○事務手数料:378,000円
○団体信用生命保険料:205万円
合計:39,342,460円
これは、あくまでも一例です。
フラット35Sは、融資額を売買価格の9割以下に抑えると金利はさらにぐっと下がりますので、
上記の総額は逆転します。
ただ、超長期固定の金利も、金融機関によってキャンペーンを行っている場合があり、
こちらも更に金利が下がることがあります。
ですので、こればっかりは気に入ったお住いが見つかった時のタイミング次第ではありますが、
住宅ローンの商品を選ぶ時の一つの基準としてご参考にしては!
詳細は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております。
テーマ名 住宅ローン
ページ作成日 2016-07-22