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住宅ローン控除の特別措置が締め切り間近!来年のローン控除はどうなる!?
2021-11-21
こんにちは。
藤島住宅の船渡川です。
今日は、私がブログを担当します。
現在、特別措置が実施されています「住宅ローン控除」の対象となる契約期日が、もうすぐ終了となります。
その期日は、以下の通りです、〇分譲住宅・中古住宅の取得(売買契約):2021年11月30日
現状の住宅ローン控除を受けるためには、今月中には売買契約を締結しなければいけません。
締め切り間近、ということになります。
そして、2022年度の住宅ローン控除については、税制改正により控除額が2021年度よりも少なくなる可能性が噂されております。
※まだ決定されていないので、あくまでも噂です。というのも、現在の住宅ローンの金利(特に変動金利)が非常に低くなっており、金利以上の控除を受けることが出来る状況が続いております。
この状況から、控除の額や率を見直そうという動きが出ているようです。※2021年度税制改正大綱には、「控除額や控除率のあり方を2022年度税制改正で見直す」と明記されています。
※今日の時点で報道などで出ている情報では、『控除率0.7%へ下げ、下げた分を控除期間を延長することで、控除の総額が大きく下がらないように調整する』方向のようですね。
以上のことから、「今、急がないと・・・!」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この「住宅ローン控除」の制度がお住まい探しをする上での検討要素の一つになるのも分かりますので、その思いは間違いではないと思います。
ただ、あくまでも要素の一つである、という点だけはお忘れないようにご注意ください。
今の埼玉県南部エリアにおける不動産売買の市場は、物件数が非常に少なくなっています。
つまり、物件価格が高騰しやすい状況となっています。実際に、物件価格は上昇傾向にあります。
物件の供給が追い付いていない状況、そしてウッドショックによる資材価格の高騰と住宅設備の供給状況の遅れなど、高騰する理由は多くあります。
そんな中で、ローン控除の話まで出てきてしまうと、焦りを生むのに十分な状況だと思います。何をもって正解とするのか、非常に悩ましい状況です。
ローン控除の内容は、検討するための要素の一つであるけれど、検討におけるその要素の持つ比重の大きさは人によって違います。
ご自身にとってはどうなのか、を見つめ直すキッカケになるかもしれませんね。
早く来年度のローン控除の内容が決まってほしいな・・・という気持ちを持ちながら書いたブログではありますが、何か参考にしていただけたら幸いです。
藤島住宅 船渡川
テーマ名 税金関係
ページ作成日 2021-11-21