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魚の家
2018-11-18
まだお引渡しが済んだばかりのお客様の新居の前を通りすがったところ、
偶然、そのご主人が家の玄関から出てくるところでした。
決して社会的に正しい礼節とは言えないような、でもそれで充分じゃないかというような砕けた感じの挨拶を交わし、ご主人のお招きで新居内を案内していただきました。
ご主人と私は親子ほどの歳の差がありましたが、とても気さくに話をしてくれる方でした。
初めてお会いした時も、魚が好きでよく私の家の近所の公園に魚釣りに出かけているとのことで、親近感が湧いておりましたし、ご自身の話を積極的にしてくれる姿勢と相まって、私は大変好感を持たせていただいておりました。
新居内を拝見中、多少の【お直し】等の指摘を受けつつ、リビングに入って驚きました!
でっかい水槽が。
ある!
小さなメダカのようなサイズの、でも決してメダカではない色彩のボディをした小さな魚たちがなんと、500匹!
その500匹が皆、同じ方向を向いて泳いでいると気づいた次の瞬間!
一斉に向きを変えるその様は!
感動!!!
「すごい!」
「感動しました!」と伝えた時のご主人の子供のような笑顔が素敵でした。
「カージナルテトラという熱帯魚だよ」と教えてくれました。
あれからなんとなく、「水槽欲しいなあ・・」という思いが、いつも心のどこかにあるような気がしていた折、先日の県民の日に家族でお台場に行きました。
目的だった「レゴランド」での戯れを終え、夕方の空が暗くなり始めた頃に、いつかテレビで見た【ガンダムの等身大】が近くにあることに気づき、「いつか、観てみたいなあ」という当時の思いを実現するべく、その場所へ向かっている途中に見つけた円柱状の水槽。
そこには【黄色と黒と白の縞模様の熱帯魚」が元気にぐるぐると泳ぎ回る姿があり、私が水槽というものに対して感じていた若干の罪悪感のようなものを払拭する形で正に存在していたのでありました。
お客様のカージナルテトラのパレードも
お台場の円柱水槽も
私には具現化するほど情熱はなさそうです。
でも何か、自分の中にはなかった価値観とか、楽しみのようなものを与えてもらったような気がして、また次回もどこかへ出かけて行って、何かとの出会いを楽しみにしたいなと思う今日この頃でございました。
テーマ名 その他
ページ作成日 2018-11-18