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「浦高通り」
2018-10-27
丸いドーナツのような天板の粗末な椅子。
スチール製の細長いUの字を交差させた4本脚のあれだ。
床がデコボコで、座る体勢を少し変えるだけで【カタカタ】鳴った。
いつも安定する場所を探してから腰を落ち着かせていた。
ポコポコヘッドの灰皿が置いてありそうなあの感じのお店のことだ。
その定食屋の【チキンライス】
特盛で500円だった。
食べ盛りの高校時代でも、食べきれないほどの量だった。
美味しくて、量が多くて、安かった。
『浦高通り』と呼ばれる道沿いにその店はあって、リニューアルしたが今も営業している。
小学校の頃は野球が好きで
放課後、クラス対抗でよく野球をやってた。
対抗試合がない日も、当時仲の良かった友達と二人で夜遅くまで
カラーバットとゴムボールを使って
たった二人で、1対1で野球をやった。
【透明ランナー、投げ当てあり】ってやつだ。
投げて、打って、捕って、走って、実況して、審判まで。全部2人でやりきった。
辺りが暗くなって、ボールが完全に見えなくなると、一度家に帰って、また待ち合わせて二人で銭湯に行った。
その【銭湯】も浦高通り。定食屋のすぐ近くにあった。
よく、母に使いを頼まれて行った『豆腐屋』は銭湯の向かいだった。
セブンイレブンというコンビニを初めて見たのもこの「通り」だった。
領家交番の少し先。
【朝7:00~夜11:00】の営業時間は当時、画期的だった。
セブンイレブンが出来るずっと前から、父に使いを頼まれて行った『酒屋』もやはり『浦高通り』にあった。
「2級だぞ、2級!」当時、毎回のように父が背中越しに「念押し」してきたことを今でも覚えている。
『浦高通り』
浦高生にはなれなかったが、個人的に思い入れたっぷりの界隈だ。
そしてこのたび、
【浦和区大東一丁目14番地】にて
土地の販売を任されました。
藤島建設による建築条件付き売地
浦高通りまで約100mの好立地。
閑静な住宅街の一画にある角地29坪。
現地は更地です。
ぜひ一度ご覧ください。
http://www.fujishima.jp/s_r_421/
テーマ名 物件情報
ページ作成日 2018-10-27