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北道路の物件
2017-11-05
本日は根市が担当です。
昨夜、事務所での出来事ですが、みんなが事務作業をしている時に、ひょんなことから北道路の物件について議論が始まりました。
北道路の物件というと、南側に別の建物がある場合が多く、『日当たりの良さ』がポイントになってきます。
それなら北道路の物件すべてが悪いのか?事務所にいる全員を巻き込んだ検証会が始まりました。
みんなの見解はこうです。
岩原さん「俺はある程度の広さがあれば、北道路が一番だけどね!」「ある程度の空間があれば、明るさも取れるし、なによりプライバーも保てる」
高木さん「俺は北道路好き。だって間取りも良いし、価格も安い」
大薗課長「価値観の問題だね。悪いことばかりじゃない」
会話の一部を抜粋するとこんな感じです。
この辺りで支店長が核心に迫る一言を話ます。
支店長「そもそも北道路が本当に悪い物件なら、造らないでしょ!」
「北道路の物件と南道路の物件では土地の評価も建物のグレードも同じだけど、値付けをするときに南道路の方が高くなる。なぜなら、需要があるから。多くの人が南向きの南道路を望むから。」
「だから、敷延(旗竿地や路地上敷地など)も北道路の物件も本来はお買い得なんだ」
私はこれらを聞いて「結構、北道路はメリットが多いな」と感じました。逆にデメリットは「日当たりの良さ」だけです。
例えば、南側がマンションで敷地いっぱいに建てた物件なら南側の空間もなく、ただ日当たりの悪い住まいになってしまいますが、藤島住宅の場合は南側を庭としてある程度の空間を空けています。
それによって、季節や時間帯にもよりますが、ある程度の明るさは確保できています。また、通常洗濯物を2階に干しますので、洗濯物が乾かないことは無いと思います。(2階は陽が当たります)
大薗課長の言うように価値観の問題なのでしょうが、私には新しい価値観ができましたので、お住まい探しの際には参考にして下さい。
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みんなが北道路への思いを話している中、淡々と自分の仕事を続ける大目さん。およそ5年ほど前に、入社したての私に「営業マンは仲間であり、ライバルだ」と厳しい洗礼を浴びせられたのを思い出しました。
今一番波に乗っている大目さんは「少しは自分で考えろ」と貫禄の雰囲気を出しながら、お客様に資料を届けに出かけて行きました。
そんな大目さんでも1対1の時に「実は悩んでいて」みたいな感じで質問すると色々と教えてくれる職人肌の人間です。
今度、機会があったら聞いてみようと思います。
テーマ名 物件情報
ページ作成日 2017-11-05