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大規模分譲住宅って何?
大規模分譲住宅って何?
分譲住宅には、数戸並んだ小規模分譲住宅と、50戸~100戸、ときには300戸を超えるような大規模分譲住宅があります。小規模分譲住宅と大規模分譲住宅では、それぞれに特徴がありメリットや気をつけたほうが良いことがあるため、どちらがおすすめと一概に言うことはできませんが、自分にあった方を選びたいですよね。
ここではまず、大規模分譲住宅の魅力や、選ぶ理由についてまとめました。
大規模分譲住宅とは
大規模分譲住宅には明確に○戸以上という決まりはありませんが、数十戸以上の場合に呼ばれることが多いです。
小規模分譲住宅が町の中の一つの区画、もしくはその一部に数軒建てられるのに対して、広大な敷地に1つの街を作るように建てられるのが大規模分譲住宅になります。
大規模分譲住宅のメリット
◎一つの街になる
元々ある町に数戸新しく入る小規模分譲住宅と違い、大規模分譲住宅は少なくとも数十ほどの家族が同じ場所に新しい家を持つことで1つの街になります。
ですから、新しくコンビニやスーパーなどの商業施設が建てられる場合もあります。
駅から遠いエリアの場合は、そこに新しいバス停ができたり、バスの運行本数が増えたりすることもあり、新しい街のために、生活に便利な条件が揃っている場合が多いのが特徴です。
◎街並みが揃っていて景観が美しい
大規模分譲住宅には、景観を美しく見せる工夫がこらされています。
例えば電信柱をなくし、電線や電話線などは地中に埋めることで、風景を遮るものがなく、空を広く見渡せるようにしている街もあります。
ほかにも街路樹や広い歩道などを設け、統一感のある景観になっているのも大規模分譲住宅ならではのメリットです。
◎不用な人が入りにくく安心
大規模分譲住宅では、外から入る入口が1~2ヶ所と決まっていて、住民以外は入りにくい設計になっていることも多いです。
中にはその入口に管理人室を設けたり、防犯カメラを設置したり、定期的に警備員を巡回させるなど、マンションのようにセキュリティの高い大規模分譲住宅もあります。もちろんその分費用は管理費などに反映されますが、大規模だからこそ、1家族あたりの負担はぐっと軽くなります。
大規模分譲住宅で気をつけたいこと
◎コミュニケーションが苦手な人には向かない面もある
マンション以上に顔を合わせることが多いのが戸建てです。
同じ時期に家を買う家族が集まるので、年齢層も近い人が多くなります。コミュニティがつくりやすいことをメリットと感じる人もいますが、あまりご近所づきあいは苦手、したくないという人には難しい面も出てくるかもしれません。
◎郊外につくられることが多いので不便に感じる人も。
大規模分譲住宅の場合、郊外につくられることが多いので、ひとつひとつの区画が大きく、広々としていることはいいのですが、通勤・通学が不便になるケースもあります。
中には、生活には車が必須というエリアもあるので、最寄り駅までのアクセスなどはきちんとチェックしておきましょう。
まとめ
大規模分譲住宅にはメリットも多いですが、人によっては気になる点もあります。
ライフプランに合わせて、大規模分譲住宅がいいのか、小規模の方がいいのか、よく考えて選択してみてくださいね。